松原仁、民進党を離党

 国家公安委員長も務めた民進党の松原仁衆議院議員は25日、同党に離党届を提出しました。離党後は、若狭勝衆院議員らが設立する新党と合流すると言う事です。

 松原仁議員は早稲田大学商学部卒業後に松下政経塾に入塾。1989年の東京都議会議員選挙に無所属で出馬して初当選し、当選後に自由民主党へ入党。その後、新政党、新進党、自由党、民政党と渡り歩き、2000年に第42回衆議院議員総選挙に民主党公認で出馬して当選しています。

 民主党政権下では、国家公安委員会委員長、拉致問題担当大臣、内閣府特命担当大臣、国土交通副大臣等を歴任。

 松原議員は党本部に離党届を提出後、集まった記者に「小池さんがつくる新党に加わる決意をした」と決意を語っています。

 松原議員は民進党内部では保守派の政治家で、憲法9条の改正や特定秘密保護法に賛成の立場をとっています。先に離党した細野豪志議員も憲法改正に積極的で、共産党との共闘を進める民進党から、保守系の議員が次々と離党しています。

セブン&アイ、H2Oリテイルと提携

 セブン&アイ・ホールディングスとエイチ・ツー・オーリテイリングの6日発表によると、両社は資本業務提携することで合意したそうです。

 発行済み株式総数の3%に相当する約57億円の株式を相互に持ち合い、セブン&アイは傘下のそごう・西武・関西地区の百貨店事業をH2Oに譲渡する方針です。

 エイチ・ツー・オーリテイリングは阪急阪神百貨店、スーパーマーケットのイズミヤ、食品スーパーの阪急オアシスを傘下に置いています。

 セブン&アイ・ホールディングスはコンビニエンス事業は好調ですが、百貨店事業では苦戦が続き、営業利益の9割方はコンビニエンス事業であげています。イトーヨーカドーやそごうなど、不採算店を閉鎖、経営資源の首都圏への集中を進めていました。また、駅前店をマンションや託児所との複合施設として再開発、収益率の改善を目指すとしています。

 百貨店事業はセブン&アイ・ホールディングスのアキレス腱になっていましたから、一気にけりを付けて次の成長に繋げたいところでしょう。

タカタ会長兼社長が辞意表明

 自動車部品大手のタカタが28日に開いた株主総会で、の創業家出身の高田重久会長兼社長が辞意を表明しました。

 タカタはエアバッグで世界シェア20%を占め、同社の売り上げでも最大の売上高比率を占めていました。しかし、そのエアバッグに欠陥があり、リコールされた車種は累計で2000万台近くになっています。

 現在リコール費用は各自動車メーカーが立て代えていますが、今後のその立て替えた費用をタカタと動車メーカーがどう負担していくかは決まっていません。しかし、総額はゆうに1兆円を超えると見られ、タカタの純資産(約1200億円)を遙かに上回ります。

 今のところ国内外のメーカーやファンド等27社がスポンサー候補として名乗りを上げているそうですが、スポンサー選びにはリコール大を立て替えている自動車メーカーの同意が必要で、行く先は不透明です。

 高田重久会長兼社長は、これらの経営再建の道筋がついたところで辞任すると見られます。