関西の地銀3行が経営統合

 大阪市の「関西アーバン銀行」と「近畿大阪銀行」、神戸市の「みなと銀行」が1日に経営統合しました。

 3行合わせての総資産は2017年3月期の数字で11兆6000億円となり、関西ではトップ、全国では6位の地方銀行グループの誕生です。

 経営統合しても、合併するのは近畿大阪銀行と関西アーバン銀行だけで、2019年4月に関西みらい銀行になる予定です。みなと銀行は合併せず、維持されると言う事です。

 銀行はマイナス金利で収益力が低下、長期的にも日本社会は人口減少で経営環境は厳しくなっていくのが明らかです。今のうちに統合して体力付けておこう、と言う事でしょう。

 しかも、人工知能の発達で銀行の業務という物は今後変わってくる、必要な人手が大幅に減少すると言われています。事業環境の激変で、小規模な銀行は対応出来ずに淘汰される時代が直ぐそこまで来ているのかも知れません。

 近畿大阪は、りそなホールディングス傘下、みなと銀行と関西アーバン銀行は三井住友フィナンシャルグループの系列で、今回の経営統合は系列の枠を超える画期的な決断。それだけ危機感が強いのでしょう。

松原仁、民進党を離党

 国家公安委員長も務めた民進党の松原仁衆議院議員は25日、同党に離党届を提出しました。離党後は、若狭勝衆院議員らが設立する新党と合流すると言う事です。

 松原仁議員は早稲田大学商学部卒業後に松下政経塾に入塾。1989年の東京都議会議員選挙に無所属で出馬して初当選し、当選後に自由民主党へ入党。その後、新政党、新進党、自由党、民政党と渡り歩き、2000年に第42回衆議院議員総選挙に民主党公認で出馬して当選しています。

 民主党政権下では、国家公安委員会委員長、拉致問題担当大臣、内閣府特命担当大臣、国土交通副大臣等を歴任。

 松原議員は党本部に離党届を提出後、集まった記者に「小池さんがつくる新党に加わる決意をした」と決意を語っています。

 松原議員は民進党内部では保守派の政治家で、憲法9条の改正や特定秘密保護法に賛成の立場をとっています。先に離党した細野豪志議員も憲法改正に積極的で、共産党との共闘を進める民進党から、保守系の議員が次々と離党しています。

セブン&アイ、H2Oリテイルと提携

 セブン&アイ・ホールディングスとエイチ・ツー・オーリテイリングの6日発表によると、両社は資本業務提携することで合意したそうです。

 発行済み株式総数の3%に相当する約57億円の株式を相互に持ち合い、セブン&アイは傘下のそごう・西武・関西地区の百貨店事業をH2Oに譲渡する方針です。

 エイチ・ツー・オーリテイリングは阪急阪神百貨店、スーパーマーケットのイズミヤ、食品スーパーの阪急オアシスを傘下に置いています。

 セブン&アイ・ホールディングスはコンビニエンス事業は好調ですが、百貨店事業では苦戦が続き、営業利益の9割方はコンビニエンス事業であげています。イトーヨーカドーやそごうなど、不採算店を閉鎖、経営資源の首都圏への集中を進めていました。また、駅前店をマンションや託児所との複合施設として再開発、収益率の改善を目指すとしています。

 百貨店事業はセブン&アイ・ホールディングスのアキレス腱になっていましたから、一気にけりを付けて次の成長に繋げたいところでしょう。