フェイスブック利用者の個人情報約5000万人分が不正に取得された疑惑について、同社のマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者がコメントを出しました。
ザッカーバーグCEOはコメントの中で、
・同社が間違いを犯した
・対策強化が必要
だと認めました。
発端は、2016年に行われたアメリカの大統領選挙で、トランプ陣営が契約していたイギリスのデータ分析会社「ケンブリッジ・アナリティカ」がフェイスブック利用者の個人情報を収集していた疑惑があると、アメリカ紙のニューヨーク・タイムズとイギリス紙のオブザーバーが報じたことです。
ケンブリッジ・アナリティカは疑惑を全面的に否定していますが、イギリス政府の報道官は強い懸念を表明、アメリカ議会ではザッカーバーグCEOらの証人喚問を求める声が上がっています。
疑惑の影響を受けて、フェイスブック株は19日の取引で7%以上下落。同社は400億ドルもの時価総額を失いました。
なんだか大スキャンダルに発展しそうな雰囲気ですね。