大晦日のヨーロッパ各国で事件頻発

 大量の難民を受け入れているヨーロッパの各国で、昨年の大晦日に婦女暴行を含む性的嫌がらせが異常な水準で多発したそうです。

 フィンランドの警察によれば、新年を祝うために約2万人が集まっていたヘルシンキ中心部の広場で性的嫌がらせが多発。主にイラク出身の難民申請者約1000人が集まる中心部の鉄道駅では、婦女暴行が3件報告されました。難民申請者が組織的に犯行を計画したとの情報があるという事です。

 同じくドイツのケルンでは、7日までに120件の被害届けが出されています。アラブ系とみられる20~30人の若い男たちが女性を囲み、犯行に及んだ様子が目撃されており、被害者の女性らは襲撃犯について「アラブ風か北アフリカ風の男たち」と訴えています。
 この件でドイツ内務省は8日、容疑者は31人に上り、うち18人が難民申請者だと発表しました。31人の内訳はアルジェリア系9人、モロッコ系8人、イラン系5人、シリア系4人、イラク、セルビア、アメリカ系が各1人で、生粋のドイツ人も2人いたと言うことです。120件の被害届の大半は窃盗や傷害で、性的暴行は2件。他に数件の痴漢行為が申し立てられています。

 また、スイスのチューリヒでも6人の女性が「複数の浅黒い男」に暴行されたと伝えられています。

 シリアでの内戦激化などを受けて、昨年からヨーロッパへ100万人を超える難民が流入、治安の悪化が懸念されていましたが、現実のものとなったようです。事態を受け、スロバキアのフィツォ首相は8日、欧州連合(EU)の緊急首脳会議を開催するよう呼び掛け、「欧州国境沿岸警備隊の導入判断の前倒しを検討すべきだ」と訴えています。

スマホ世界出荷、13億台

 アメリカの調査会社IDCの発表によると、2014年のスマートフォンの世界出荷台数は前年比27・6%増の13億110万台になったそうです。

 メーカー別では、首位が韓国のサムスン電子で市場占有率は24・5%、続いてアメリカのアップルが同14・8%、中国のファーウェイが同5・7%で続いています。

 アップルは2014年9月に発売した新型スマートフォン「iPhone6」の販売が好調で、昨年10~12月期には市場占有率(シェア)を19・9%に拡大。中国勢もシェアを伸ばしており、首位サムスンは追い上げを受けてシェアを奪われ、10~12月期の市場占有率は20・0%に低下しています。

 アップルは一時的にシェアを落としても、新型を出すときっちり取り戻している感じがあります。しかし、サムスンはこのところ確実にシェアを失っており、回復の気配がありません。営業利益も急激に減少しており、かつての勢いがすっかり影を潜めています。