中田カウスさんが勝訴

吉本興業の子会社「よしもとクリエイティブ・エージェンシー」(大阪市)に所属する漫才師の中田カウスさん(63)が、暴力団幹部と交遊関係があるとする「週刊現代」の記事で名誉を傷つけられたとして、発行元の講談社と当時の編集長に計5500万円の損害賠償などを求めた訴訟で、大阪地裁は26日に名誉毀損を認め、同社側に220万円の支払いを命じる判決を言い渡しました。

同誌は2011年11月26日号と同12月10日号で元警察官や元漫才師の証言を交え、カウスが「吉本興業の元社長中邨秀雄氏に対する恐喝事件の犯人」「島田紳助氏に山口組五代目組長を紹介した」などと報道。これに対し所属の吉本興業は「いずれも、このような事実はありません」と否定していました。
訴訟でカウスさん側は、同誌から取材も受けていないとし、「タレントとしての社会的評価を著しく低下させた」と主張。講談社側は、記事の内容は事実で裏付け取材も十分だった、などと反論していましたが、西田隆裕裁判長(増森珠美裁判長代読)は判決で、十分な裏付け取材が行われたとの証拠はないとし、「記事の主要部分は真実と認められず、(同社側が)真実だと信じた相当の理由があるとも認められない」としました。

講談社は「取材源を明かすよう求められたが断固として拒否したため、不当な判決になった。控訴を検討する」としていますが、これを認めたらどんな捏造記事も書き放題でしょう。

国内新車販売9.6%増

1日の日本自動車販売協会連合会などによる発表によれば、2012年度の国内新車販売台数(軽自動車を含む)は、前年度比9.6%増の521万291台と2年連続で増加し、2007年度(約531万台)以来5年ぶりに500万台を回復したそうです。

2012年の9月まで続いたエコカー補助金が追い風となり、燃費の良い軽自動車やハイブリッド車が好調だった事によります。軽自動車は16.8%増の197万2601台で、新車全体に占める割合は前年度比2.4ポイント増の37.9%と、4割近くに達しています。
軽自動車を除く小型車と普通車は合わせて5.7%増の323万7690台で、中でもハイブリッド車が人気を集めました。車名別では、2012年9月まではトヨタ自動車のハイブリッド車「プリウス」が16か月連続の首位で、その後はトヨタの小型ハイブリッド車「アクア」がトップにたったと言うことです。

エコカー補助金は一定の経済効果を生んだようですが、問題はこれから。この先も販売台数が高い水準を維持できるのか、それとも単なる需要の先食いで終わってしまうのか。エコカー補助金が終了した反動で売り上げが大きく落ち込むようだと、地デジ切り替え後に需要が低迷した電機業界の二の舞になりかねません。