二つの大彗星、太陽に接近

今年は二つの大彗星が太陽に接近、肉眼で観察できると期待されています。

3月中旬から4月にかけて飛来するパンスターズ彗星と、特に明るくなりそうな12月初旬のアイソン彗星がそれで、国立天文台の渡部潤一副台長によると「長く尾をひく、彗星らしい彗星が日本から肉眼で見えることになれば、1997年のへール・ボップ彗星以来」だそうです。

彗星は太陽に近づきすぎると氷がすべて蒸発してしまい尾を引きません。しかし、両彗星は太陽に接近後も蒸発しきらずに残り、日本からも肉眼で見える可能性が高いといいます。

アイソン彗星は、2012年9月21日にキスロヴォツク天文台にてヴィタリー・ネフスキーとアルチョム・ノヴィチョノによって発見された彗星です。名前は発見者が所属しているチーム、国際科学光学ネットワーク (International Scientific Optical Network, ISON) に因んでいます。
またパンスターズ彗星は、地球に衝突する可能性のある地球近傍天体を発見することを目的とした計画「パンスターズ」によって発見された彗星の一つです。