関電が値上げ申請

関西電力は26日、電気料金の値上げを政府に申請しました。家庭向け電気料金が平均11.88%、認可が不要な大口の企業用が同19.23%で、いずれも来年4月1日の実施を目指しています。

関西電力株式会社は京都府、大阪府、滋賀県、兵庫県(赤穂市福浦を除く)、奈良県、和歌山県および福井県(三方郡美浜町以西)、三重県(熊野市以南)、さらには岐阜県不破郡関ケ原町の一部を営業区域としています。全国の電力10社の中で最も原子力発電の比率が高く(過去10年平均で48%)、そのため福島第一原発以降の原子力発電停止の影響を最も強く受けています。2012年3月期には過去最悪の最終赤字2422億円を計上しています。

家庭用は認可が必要なため、申請の通り値上げが認められるとは限りませんので、どの程度の値上げになるかは不透明です。しかし、企業向けは認可が不要なのでそのまま通る見通し。最近円安傾向とはいえ、まだまだ輸出競争力が回復する水準ではなく、この上電気代が大幅に上がるのでは、特に製造業にとっては製造コストに直結するため死活問題です。